四葉キュウリ
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四葉キュウリ
四葉きゅうりというものがあります。これは中国で広く作られていた品種で、昔日本に入ってきた時の形をしているものです。
このきゅうりの特徴はなんといってもその外見が今のきゅうりと異なることです。長さはとても長く太さは細くそして凹凸が非常に多く、ゴーヤのように見えます。
個人的にはあまり変わりを感じれないのですが、これは食感がとても美味しいという評価のキュウリです。また、このきゅうりは生で食べるよりも漬物にしたときのほうが真価を発揮するそうです。
自分は生で食べたりしていましたのであまりこのよさがわからなかったのかもしれません。確かにこのきゅうりしかなかったら今のキュウリの食文化は違ったものになっていたでしょう。このきゅうりを栽培してみた感想としては、今の節なり品種のようにたくさんで花が咲くということはありませんが、樹勢が強く大変生育旺盛です。
本葉も大きく茎もドンドンと太くなり、明らかにそれまでの地這い品種と比べても圧倒的な強さを見せています。そのためかなり昔の伝統的な固定種でありながら、普通に育ててみようと思って育てると簡単に作ることができると思います。
確かに新しい品種ほどの耐病性の強さはありませんが、それでも勢だけはかなり強いので一度栽培してみると面白いかもしれません。