きゅうりの苗の選び方

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きゅうりの苗の選び方


きゅうりの苗

キュウリ苗-地這い胡瓜

これは古くからある伝統的な胡瓜の品種です。

地這キュウリは地面をはって育てていくようなきゅうりです。地這いきゅうりといっても地面をはうという性質があるきゅうりのことではありません。きゅうりネットをはってそこで育てることができます。

これは昔から育てられているような品種に多く見られる栽培方法です。今現在、地這きゅうりを栽培している生産者はあまりいないのかもしれません。どちらかと言うと、昔からある日本中に広がる伝統的な品種のキュウリを育ててみたいというときに、そのきゅうりが地這いきゅうりということで、地這栽培している場合もあります。

なぜ地這い栽培するかといいますと、これらの品種のきゅうりは親づるでは雌花がつくことはほとんどなく、子蔓やそこからのびた孫蔓に雌花が多くつく性質があります。

そのため、育てる時には縦に一本や二本のつるを伸ばしていくようでは全く思いつかず、縦横無尽に網の目のように広げていくような作り方をします。また、そのような方法を一番簡単にするために地面に這わせるしかなく、昔はネットなどの資材もありませんでしたから、当然のことといえます。

今現在、園芸屋さんやホームセンターなどに行くときゅうりの苗が売られていますが、ほとんどの品種は節成りきゅうりの苗だと思います。たまに地這いきゅうりとしてかなり安い値段で売られているきゅうりの苗もありますが、これらの違いに注意して購入されたほうがいいと思います。

地這いきゅうりの場合は昔ながらの品種が多いので、皮が薄くきゅうりの食味がよく昔ながらの味がするといった特徴があります。ただし、雌花がつく数はやはり使う場所に対して少ないという事になるでしょう。また、地這いキュウリのような品種は夏場夏のころには重宝される品種です。

節なりきゅうりの品種は日照時間が長くなってきて、高温になるとほとんど雌花をつけたり、実らせることがありません。このようなときに地這いきゅうりは非常に暑い時、夏の猛暑日のようなときであっても比較的安定して、めばなをつけていきますので夏秋栽培には違いきゅうりの苗を使うといいかもしれません。確かに、地這いキュウリは暑さに強いような気がします。



キュウリ苗-節成り胡瓜

品種改良された新しい胡瓜というイメージがありますが、昔から存在していて、黒イボ系というキュウリの品種グループでした。これを利用して、いまあるキュウリを節成キュウリに品種改良しました。     

節なりきゅうりの苗は園芸屋さんやホームセンターで手軽に買うことができるようになりました。

これはほとんどの品種が同じような品種だと思いますが、それはかなり優秀な品種でベストセラーのようになっているものだと思います。こういった物を買うと比較的簡単に失敗せずに作ることができるかもしれません。

基本的には節成であっても、きゅうりの苗には節なりきゅうりとは書いてありません。地這いキュウリの場合には地這いという文字が入っていると思いますが、ほとんどの節なりきゅうりの苗において、節なりという言葉は見ないかもしれません。

そのため地這いと特に書いてなければ、節成キュウリである可能性が高いといえます。心配であれば店員さんに聞いてみるといいかもしれません。ただ一概に節なりきゅうりという風に明記するにも微妙なところがあり、実際に親蔓に雌花が40 %の割合で着くというような場合は、果たしてそれはふしないきゅうりと言えるのかどうかと言ったことなどです。

あまりにも親蔓に付く数が少ないようだと小づるも伸ばしていくことになります。また真夏の暑い時などは節成りといってもほとんど雌花がつかなくなるような時があります。

暑過ぎるのでもうどうしようもありませんのであきらめるしかありません。今ではほとんどの場合、節成りきゅうりの苗が手に入ると思います。また、節成りきゅうりの苗といっても、値段が大変安くて買いやすいものだと思います。

種が結構な値段で売られているのに、これだけ安くないを提供しているというのは大変お買い得なものだと思います。地這いキュウリとほとんどかわらない、また、時期や店により値段の変動がとても激しいです。

ただ節なりきゅうりにも数え切れない位のたくさんの品種があり、特に日本国内ではきゅうりは人気の野菜の一つで非常に多くの品種があります。そのため、こだわりのきゅうりを育てたいと言った場合には、その品種の苗を育てる探すことになると思うのですがなかなかこれが見つけるのが難しいところです。


接ぎ木苗か実生苗か?

キュウリをカボチャの台木に接木したものが接木苗として売られています。

その一方、接木苗と書いていないものは、実生苗(みしょうなえ)と言って、自根で接ぎ木されていないものです。

どういう違いがあるかといいますと、カボチャは寒さにかなり強く、成長力も強いのです。これらの特徴を取り入れることができるのが接木苗です。

多少味が変わるとも言われていますが、正直あまり分かりません。

とにかく、そのようなことよりもこの寒さに強いということがポイントで、このために接木苗を選ぶことを強くおすすめします。

家庭菜園では、ビニールハウスなどはありませんから、早く植えると寒さがあたって、すぐにキュウリは枯れてしまいます。特にここ最近では気候変動が激しい時期に入ったようで、とにかく読めません。

しかし、早くから植えて育ったほうがたくさんのキュウリがとれるというものです。栽培の終了時期は8月の猛暑です。こうなると、早く植えるしかありません。

また、充分暖かいと思って植えてもこの気候変動では、いつまた寒くなるか分からず、いきなり枯れる事も有り得ます。そういうことからもキュウリは接ぎ木苗が絶対にいいです。

夏に植えて秋ごろに収穫する場合には接ぎ木でなく、実生苗で大丈夫だと思います。もう寒さもありませんし、秋過ぎには枯れてしまいますので変わりありません。





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